こんにちは。大野です。
今日は鋼材の接合に用いられる治具のブルマンとリキマンの比較をします。
ブルマンとリキマンの形状比較
ブルマンのC型とリキマンのG型の比較をします。
↓↓ブルマンC-50
↓↓リキマンG型
形状の大きな違いは締め付け用のボルトがブルマンが2本なのに対して、リキマンが1本という違いがあります。
ブルマンにもG型というボルト1本のみで締め付ける治具もあるみたいですが、基本的にボルト2本で締め付けるのがブルマンで1本で締め付けるのがリキマンという認識でいいと思います。
ブルマンとリキマン耐力比較
耐力については各社ホームページに公表しています。また、試験成績が載っていますので、耐力ついて比較してみたいと思います。
せん断方向の耐力
このような形の試験結果を公表しています。
ブルマンの耐力
短期使用荷重 117kN
リキマンの耐力
短期使用荷重 135kN
耐力を比較するとブルマンが117kNでリキマンが135kNでリキマンのほうが少し耐力が大きくなっています。
ブルマンとリキマン重量比較
ブルマンC-50とリキマンG型を比較します。
ブルマンC-50
一個当たり3.1㎏
リキマン
一個当たり3.1㎏
同じ重さです。
その他の型も調べましたが、大きくな違いませんでした。
NETIS登録
両製品ともNETISの登録商品で新技術として認定されています。
どちらを使用したほうが良い?
性能や重量などは大きな違いはありませんでした。
大きな違いは締め付けボルトが1本か2本かというところが大きいと思います。
両方を使用してみて作業性を確認してみたらよいかもしれません。
今日はリキマンとブルマンについてのお話でした。
質問がある場合は気軽にコメント欄に記入をお願います。
できる範囲で回答しようと思います。
それではまた。
コメント
ありがとうございます。
違いが細かくわかりました。