こんにちは。大野です。
今日はスルーサーBについての紹介です。
スルーサーBとは
橋脚工事の地面から下の部分を築造するために、土留め支保工をする場合があります。
土留め支保工に切梁式支保工を採用すると、切梁が鉄筋と干渉して、橋脚の築造の支障になる場合があります。
スルーサーBは鉄筋と干渉する切梁を空洞の部材を使用することで、鉄筋との干渉を回避する工法です。
スルーサーBを使用した感想
通常の現場だと、切梁下で構造物の構築を止めて、コンクリートを打設後、埋め戻しをして切梁解体、それからまた構造物を作る手順で作業をします。
掘削深さが深いと切梁段数が多くなると、工程が長くなります。
このような現場で切梁に採用するとかなり、工程の短縮に有効だと思います。
実際にスルーサーBの計画をして、切梁材の強度よりも、スルーサーBの強度が小さいので、スルーサーに合わせて切梁をサイズアップする必要があったがありましたので、スルーサーBに合わせて支保工のサイズは計画しましょう。
今日はスルーサーBについてのお話でした。
質問がある場合は気軽にコメント欄に記入をお願います。
できる範囲で回答しようと思います。
それではまた。
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