こんにちは。大野です。
今日はPS山留工法について紹介していきたいと思います。
PS山留工法とは?
山留支保工の腹起専用の部材です。
腹起しをPSケーブルによりプレストレスを与えることにより山留支保工の強度を上げる工法です。
切梁をなくす目的に開発された工法です。
↓↓PS山留工法を使用
↓↓従来工法
PS山留工法を採用するメリット
メーカーHPから引用すると
- 切梁不要で広い作業空間確保。
- 中間杭が不要となり、躯体品質確保。
- 省力化・工期短縮
- 本体構造物の施工性が向上。
PS山留工法の部材
PSケーブルは3.0mの長さのものを使用します。
PSケーブルを引っ張るジャッキも必要になります。
PSケーブルを取り付ける専用の部品が必要となります。
取り付け部品は重仮設各社が持っているか計画時に確認をして計画をしてください。
PS山留工法の施工方法
①重ね梁・ケーブル地組み状況
PS山留工法は仮設前に地組みを行います。
②PSケーブル緊張
地組みした腹起しを仮設します。
その後火打ち・裏込めを設置した後に、ケーブルを緊張します。
③センターホールジャッキと手動ポンプ
このようなジャッキとポンプでPSケーブルを引っ張ります。
今日はPS山留工法についてのお話でした。
質問がある場合は気軽にコメント欄に記入をお願います。
できる範囲で回答しようと思います。
それではまた。
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