こんにちは。大野です。
今日はジェコス㈱のEcoラム工法とヒロセ㈱のヒロセメガビームの比較をしていきたいと思います。
Ecoラム工法とヒロセツインビームの違い
両工法とも中間杭の施工費・材料費を削減することを目的とした山留支保工です。
目的と用途は同じ工法になります。
↓↓Ecoラム工法使用
↓↓ヒロセツインビーム工法
Ecoラム工法とヒロセツインビームの断面性能比較
↓↓Ecoラム工法の断面性能
↓↓ヒロセツインビームの断面性能
支保工の強度は断面係数と断面二次半径の値を比較します。
Ecoラム工法の□400×400とヒロセツインビームを比較します。
断面係数:Ecoラム工法 3,330cm4 ・ヒロセツインビーム3,600cm4
断面二次モーメント:Ecoラム工法 66,600cm3 ・ヒロセツインビーム70,100cm3
重量:Ecoラム工法 245kg/m・ヒロセツインビーム 225kg/m
施工可能スパン:両工法とも最大で18.0mまでは中間杭無しで施工が可能です。
Ecoラム工法とヒロセツインビームはどちらが優秀?
断面性能はヒロセツインビームが優秀で重量はヒロセツインビームのほうが軽くなっています。
これはおそらく類似商品でヒロセメガビームのほうが後から開発された商品なので、Ecoラム工法を意識して性能的良い商品を開発したものと予想されます。
ただし、Ecoラム工法のほうが古い工法なので、実績は多く、ノウハウがたくさんあるものだと思います。
どちらの工法がを採用すべき?
性能面で考えるとヒロセメガビームの採用。
実績の多さ・ノウハウで考えるとEcoラム工法を採用するのがいいと思います。
今日はEcoラム工法とヒロセツインビームの比較についてのお話でした。
質問がある場合は気軽にコメント欄に記入をお願います。
できる範囲で回答しようと思います。
それではまた
コメント
まいど大変勉強になります。
メルマガとかあると嬉しいです!
コメントありがとうございます。
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