こんにちは大野です。
近年特殊な支保工が重仮設の各社所有しています。
今日はジェコス㈱の所有するEcoラム工法についての紹介です。
Ecoラム工法とは?
角鋼管の切梁を使用して、従来工法では中間杭が必要な山留でも、中間杭を無しにできる工法です。
↓↓Ecoラム工法使用
↓↓従来工法
Ecoラム工法を採用するメリット
メーカーHPから引用すると
①躯体品質向上・・・中間杭がなくなるので、構造物内に中間杭が残らないということです。
②工期短縮・・・中間杭の打設・撤去工事がなくなり工期短縮できます。
③安全性向上・・・中間杭の打設・撤去工事がなくなり安全性が向上するということです。
④経済性の向上・・・中間杭が不要になり工事が安くなります。
Ecoラム工法の断面性能
Ecoラム工法はサイズが□350X350と□400X400の2種類あり、材質がSTKR490となっています。
サイズは現場の用途によって選択します。
材質は通常のH型鋼より高強度の材質になります。
Ecoラム工法の重量
□350X350は176㎏/mでH350×350より重くH400×400より軽くなります。
□400×400は245㎏/mでH400×400より重くH500×500より軽くなります。
↓↓Ecoラム工法の重量表
Ecoラム工法の施工可能スパン
切梁にかかる軸力にもよりますが、最大で18.0mまでは中間杭無しで施工が可能のようです。
H500×500で9.0mまでなので、倍くらいのスパンは中間杭が無しでも施工が可能になります。
↓↓適用スパンの目安
今日はEcoラム工法についてのお話でした。
山留支保工についてはこちらから
質問がある場合は気軽にコメント欄に記入をお願います。
できる範囲で回答しようと思います。
それではまた。
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