こんにちは。大野です。
今日は山留支保工に配置する切梁ジャッキはどのようなものか?
何のために配置するのか?
どこに入れればよいのか?
という疑問に答えていきたいと思います。
切梁に設置するジャッキはどのようなものか
切梁の一部として使用される長さを調節可能な部品で、手動式のキリンジャッキと油圧で加圧できる油圧ジャッキがある。
↓↓手動式のキリンジャッキ
手動で長さを調整できる。
↓↓油圧式の油圧ジャッキ
油圧にてストロークを調整できる。
積極的にプレロード荷重をかけて土留め壁の変位を抑えることができる。
切梁ジャッキは何のために配置するのか?
ジャッキは、仮設時に切梁の最終寸法調整とともにゆるみをとり、土留壁のたわみを防止するために必要なものです。
また切梁を撤去するときには、切梁に土圧がかかって腹起しと密着状態になるので、撤去作業が困難となることが多いため、あらかじめジャッキを装着しておくと、山留支保工の撤去がスムーズになります。
切梁ジャッキはどのように配置すればよいのか?
切梁にジャッキを付ける場合、ジャッキは強度が弱いので弱点となる。
そのため、取り付け位置は腹起しあるいは中間杭のそばとし、並べないで千鳥配置とする。
今日は切梁のジャッキについてのお話でした。
質問がある場合は気軽にコメント欄に記入をお願います。
できる範囲で回答しようと思います。
それではまた。
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