山留に使用するボルト

こんにちは。大野です。

今日は山留支保工に使用するボルトについてのお話です。

1.山留支保工に使用するボルトの種類

2.ボルトの使用箇所

3.ボルトの耐力

4.ボルトの施工中の管理方法

について書いていきたいと思います。

 

山留支保工に使用するボルトの種類

 

山留支保工に使用するボルトは以下の2種類あります。

①普通(六角)ボルト

 

②摩擦接合用高力六角ボルト(ハイテンションボルト)

 

①・②の違いは強度ので

①普通(六角)ボルト ≦ ②摩擦接合用高力六角ボルト(ハイテンションボルト)

となります。

値段も①≦②となります。

 

 

ボルトの使用箇所

 

山留支保工は山留材をボルトで結合して組み立てます。

普通ボルトだけで結合する場合と普通ボルトとハイテンションボルトを組み合わせて組み立てる場合があります。

2種類のボルトがあるとどこに使うかわかりにくいですが、基本的な考えはせん断力のかかるところにハイテンションボルトを使用します。

せん断力のかかる部品は、隅部ピースと火打ち受けピースを取り付ける箇所にハイテンションボルトを使用します

 

↓↓火打ち受けピース

↓↓隅部ピース

 

ボルトの耐力

1本あたりのボルトの耐力は建築と土木で使用する場合で違ってきます。

 

M22のボルト1本あたりのせん断耐力R

建築基準

普通ボルト R= 4.2t
ハイテンボルト  R=8.4 t

 

土木基準

普通ボルト  R = 4.1t
ハイテンボルト R= 10.8t

 

概略計画や現場でざっとあたりを付ける場合はボルトの耐力は

普通ボルト   1本で 4 t
ハイテンボルト 1 本で 8 t

とおぼえておきましょう。

 

ボルトの施工中の管理方法

ボルトの管理法はどのくらいの力で締め付けるかというトルクによる管理方法を行います。

普通ボルト 270kN・m

ハイテンションボルト 657kN・m

でトルクレンチという締め付け機を使用して管理をします。

 

山留支保工に使用するハイテンションボルトは摩擦接合でなく、支圧接合という接合方法の考え方になります。

ハイテンションボルトを支圧接合で使用するのは山留支保工のみでの考え方なので、管理方法の文献がありません。

管理方法を求められる場合は上記のトルクによる管理を行うのが良いと思います。

 


今日は山留支保工に使用するボルトについてのお話でした。

 

山留支保工に関する記事はこちら

質問がある場合は気軽にコメント欄に記入をお願います。

 

できる範囲で回答しようと思います。

 

それではまた。