こんにちは。大野です。
今日はSMWの施工機械を組み立てるのに必要な敷地はどのくらい必要かというお話です。
SMWの施工には杭打機を使用します。
そのため、特に施工機械を組立・解体時する敷地が必要となります。
SMW本体組立・解体時に必要な敷地
SMW本体を組み立てる場合、組立のクレーンの作業スペースや搬入車両のスペースが必要になります。
一般的な杭打機(DH608-120M)の場合、
横幅 W:12m以上
縦幅 L:リーダー長+10.0m
が必要になります。
例えば30mのリーダー長の杭打機の組立に必要な、敷地長さは
W:30m+10m=40m
L:12m
の敷地が必要となります。
プラント設置場所
プラント設備は次のものが必要となります。
全自動プラント(24~40m3/h) 1台
セメントサイロ(30t容量) 1台
発電機(350~500kVA) 1台
水槽(20~24m3)
が必要があります。
これらの設備の設置場所として約110m2が必要となります。
SMW打設施工時
SMW施工時には
杭打機・プラント設備・クローラークレーン・バックホウ・ダンプトラックが必要になります。
作業敷地面積=H鋼材仮置場所+重機作業場所+プラント設置場所+残土場所
が必要となります。
敷地面積が確保出来ない場合は、発生泥土のバキューム車による処理などを検討します。
今日はSMWの施工をするのに必要な敷地は?というお話でした。
記事に関する意見や質問はコメント欄にお願いします。
できる範囲でお答えしようと思います。
それではまた。
コメント