山留にアイランド工法を採用した場合の地下工事の進め方

Pocket





こんにちは。大野です。

今日は山留にアイランド工法を採用した場合の地下工事の進め方についてのお話です。

 

アイランド工法の地下工事の進め方の特徴

アイランド工法を採用する場合は、切梁材料の少なさによる施工面の利点があります。

しかしながら、切梁が斜に設置されることにより掘削の難しさくなるという短所があります。

中央部に作業の支障となる切梁がない利点を生かし、切梁下の掘削の難しさなどの短所を補う方法で地下工事を進めなければなりません。

 

水平切梁工法が1段の切梁をすべてかけ終わらないと構造物を作れないのに対して、アイランド工法は各切梁が独立して設置し、地下工事を進めることが可能になります

水平切梁工法では、腹起や切梁組立て作業を行っているときは、他の作業は中止するか、進捗速度が遅くなるのに対し、アイランド工法は各作業を進めることができます

 

工区分け

アイランド工法を円滑に進めるためには、①~②に注意し、施工計画を行います。

①工区分けを行い、各作業がA工区から順次B、C、Dの各工区へと進むように工程を組みます。

②先行作業が終わった工区は、あと工事に入れるようにします。

③外周に残った土の掘削作業が支障なく行われるようにします。

 

長方形の掘削形状では、一方から順次同規模の工区に分け、各作業が流れで進められるようにします。

正方形に近い状態の掘削では下図のような工区分けに分けます。

 

各作業がA工区で始まり、A、B、C、Dの順にまわるような形で工事を進めます。

 

施工順序の例

 

アイランド工法の施工手順の例を下に示します。

平面的に大きく掘削する現場でないと、上の図のような手順ができません。

アイランド工法は大規模な掘削の現場に適した工法です。

 


今日は山留にアイランド工法を採用した場合の地下工事の進め方についてのお話でした。

 

山留支保工に関する記事はこちら

 

記事に関する意見、質問がある場合はコメント欄までお願いします。

できる範囲でお答えしようと思っています。

それではまた。

 

 




Pocket


コメントを残す