SMW壁から漏水した場合の処理方法

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こんにちは大野です。

SMW壁から漏水した場合の処理方法に関するお話です。

 

漏水の量やSMWのひび割れ状況により、様々な対策があります。

対策について下記に説明していきます。

 

微量および少量の漏水の場合の対応方法

 

①ソイルセメントの不良部分をVカットする。

②Vカット部よりビニールパイプにより排水を行いながら急結セメント

でシールする。

③シール部分の硬化後、ビニールパイプを閉塞し止水する。

 

 

SMWの不混練により広範囲に漏水の恐れがある場合

 

①ソイルセメントの不良部を削る。

②削った部分に透水板を当てて、表面に急結セメントによりシールし、ビニールパイプにより

③シール部の硬化後、ビニールパイプを閉塞して止水する。

 

応力材H形鋼とソイルセメントの縁切れがある場合

 

①H形鋼のフランジに沿って、急結セメントを削る。

②削った部分に半割れパイプやテラスシートを当て、表面をシールし、ビニールパイプに案水、排水する。

③シール部分の硬化後、ビニールパイプを閉塞止水する。

 

壁面の広範囲で水滴が落ちる場合

 

①捨てコンの下層へ水が浸透するように、山留壁と捨てコンの間に透水板を入れる。

②躯体壁の配筋工事に入るまで、透水板を山留壁にはる。

 

多量の漏水があるが背面土砂の流失がない場合

①ソイルセメント壁を芯材のフランジ部まで削る。

②芯材に鉄板を溶接する。

③鉄板の継部はラップさせ、アングルで補強する。

④ソイルセメントと鉄板の間をモルタルにより充填する。

 

多量の漏水があるが背面土砂の流失がある場合

 

応急処置の後、背面に薬液注入を行う。

①薬液注入を地盤の土質・状況に応じて選定する。

②注入方法はゲルタイムが調整が容易にできる二重注入管方式で行うのが良い。

③ソイルセメントにひび割れが生じないように薬液注入は低圧で行う。

④注入完了後、鉄板で補強する。

 

 

 

今日はこの辺で、SMW壁から漏水した場合の処理方法に関するお話でした。

 

それでは。

 

 




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